2017年きらきら訪問ナース育成者養成講座(4日間)開講のご報告
2017年7~8月の4日間に渡り、はじめてとなる『きらきら訪問ナース育成者養成講座』を開講致しました。
きらきら訪問ナース研究会では、2014年より新卒訪問看護師に関する研究やセミナーを行い、そのキャリアの普及に向けて活動を行ってきました。
その中で、
「新卒訪問看護師を育てたいけど、どのように育てたらよいかわからない」
「訪問看護師になりたい学生はたくさんいるが、採用できる事業所が増えなければ普及しない」
などの声がありました。
そのため、「新卒訪問看護師を育成したい訪問看護師や管理者が事業所に合った包括的育成プランを考えることができるになる」という目的で『きらきら訪問ナース育成者養成講座』を開講致しました。
講座の内容は、きらきら訪問ナースや育成する事業所、連携する施設や医療機関、地域の特色などそれぞれに多様性があることより、一概に教育プログラムを学ぶのではなく、それぞれの事業所や立場にあった教育について考える力を養うことを大切にし、構成しました。
4日間の講座は、
1日目:きらきら訪問ナース育成のビジョン
2日目:きらきら訪問ナースの特徴と教えることの原理原則
3日目:きらきら訪問ナース育成のための育成支援体制
4日目:私たちのきらきら育成アクションプランの検討と発表
というテーマにて、講義とディスカッションを行いました。
当日は、「きらきら訪問ナースを育てたい!」という熱意を持った参加者22名が集まり、各回時間が足りなくなるほど、参加者と講師が入り混じってきらきら訪問ナースの育成について討議を行いながら、学びを深め合いました。そして最終回である4日目には、参加者がそれぞれの具体的なアクションプランを発表し決意表明を行い、講座受講者22名に受講証が授与されました。
今後、本講座の受講者のもとで、多くのきらきら訪問ナースが地域を支える訪問看護師として育っていくことを期待しています。
また、受講者同士は、連絡先を交換するなどきらきら訪問ナースを育成していく志をもった仲間としてネットワークができたようなので、今後その輪が広がっていくことをとても楽しみにしています。
また、今年度は日程の関係にて、ご参加いただけなかった方も多くいらっしゃいました。
そのため、今年度の開催の経験を活かし、来年度も同様の講座の開催を予定しております。
ぜひ、「きらきら訪問ナースを育てたい」と思っていらっしゃる方は、来年度の講座にご参加いただき、学びや同じ志を持った仲間を得る機会としていただければ幸いです。
来年度も多くのみなさまとお会いできますことを楽しみにしております。
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【2017年育成者養成講座 概要】
日時:2017年 7月6日、7月20日、8月3日、8月31日
いずれも10:00-17:00にて開催
場所:聖路加国際大学
受講者:22名(事業所管理者、教育担当者、スタッフ、教育機関教員、職能団体の方、他)
講師:山田雅子、佐藤直子、奥裕美(聖路加国際大学)
高砂裕子(全国訪問看護事業協会、南区医師会訪問看護ステーション)
川添高志、前田和哉、岡田理沙、小瀬文彰(ケアプロ株式会社)
※本講座は、聖路加国際大学教育センター事業として開催致しました。
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